今日の鼻唄

Lighthouse Family 『High』トゥンデの声に神を感じた

もう20年も前。
最初に勤めた会社では有線放送が流れていた。
いつもアダルトコンテンポラリー。

このチャンネルにはリクエストできない。
そのかわり、何時何分にかかった曲はなんですか?と問い合わせると教えてくれた。

クラプトンの曲もこのチャンネルでよくかかっていた。
A-何番だったか忘れたけど、あのチャンネルを聴いていてよかった。

時々どこかのマクドナルドでも同じチャンネルだった。耳が馴れているからあのチャンネルだとすぐわかる。

クラプトンファンになったのもこの頃。
毎日、毎日、聴いていたから洗脳されたといったほうがいいのかもしれない。
一年くらい経つと、若干かかる曲が変わってくる。

しぶとく流れ続ける曲もある。

そのアダルトコンテンポラリーの中でライトハウスファミリーAM60は掘り出し物だった。どちらもイギリスのミュージシャン。(2007年くらいの掘り出し物)
ライトハウスは二人組。AM60はソロ活動。

・『High』
・『Question Of Faith』
・『Goodbye Heartbreak』
・『Once In A Blue Moon』

有線では、だいたいこの4曲が流れていた。「Goodbye Heart break」以外はアルバム『Postcards From Heaven』全部入っている

「Goodbye Heart break」だけが入っていないから『Greatest Hits』を買ったようなものだ。まったく商売上手なんだから。

「Question Of Faith」は『Postcards From Heaven』収録されているバージョンのほうが好き。
有線で流れていたのも、Postcards~版のほう。間奏で流れる笛の音がいい。
そして今回タイトルにした

High」は宝くじに当たった時の曲。

訳詞:

涙がこぼれそうになった時 覚えていて
いつか 何もかも終わって
最高の気分になれるんだ
崖っぷちに立っていた時の事を思い出して
全てを乗り越えてきた自分たちのことを

だいたいこんな感じ。(※訳詞は勝手にすこし端折っている)

辛い日には逆境を乗り越えてきた自分たちのことを思い出してください、と。
いつか何もかも終わって、その時最高の気分になれる、と歌っている。

まさに、宝くじ当選の曲。冗談抜きでこの曲聴いた時、最初の印象が宝くじ当選。聴いてみるとああ、なるほど、と思ってくれる人がいるかもしれない。

ライトハウスの曲は雲の上、空の上って感じの曲が多い。

飛行機に乗った時に聴くと格別にいい。

タイトルにもくっつけたけど、

トゥンデの声に神を感じた。

天国で流れていそう♪

アルバム『Postcards From Heaven』の中に「Onec In A Blue Moon」って曲がある。これは夜勤の曲。午前5:30って歌詞があるから。

・『Postcards From Heaven』
・『Raincloud』
・『Lost In Space』

この3曲は、たぶんどこかで聴いたことがある曲。

ひとつ抜粋してみる。

『Raincloud』

訳詞:

時が止まってほしいなんて思う必要はない
何もあきらめる必要はない
強く願えば何だって手に入るから
そこには何でもあるから
無駄な時を過ごさないで
今より素敵な日のために
光を引き寄せて

長い間 雨雲の影の下で生きてきたから
長い間 雨雲に隠されて生きてきたから

(↑これも説明しやすいよう勝手に端折った)

『High』もそうだけど、この脱出感がよろしい。

昔、脱獄映画が好きだった。ショーシャンクとかパピヨンとか。だいたい無実の罪。巌窟王も似たようなもんか。

塀の外に出られて「やったぞーー!」って

あれを見るのが気持ちいい。

雨が降っている時、飛行機に乗ると雲の上は普通に晴れている。

この雨雲のようなものが気持ちの中にあると、楽しい気分になれない。

「Raincloud」は心の雨雲を取り払う曲なのかもしれない。

『引き寄せの法則』を歌っているようにも聞こえる。
ロンダ・バーンもイギリス人だし。

この他に「Lifted」って曲があるんだけど、それがなぜか近所の西友の牛乳売り場でかかっていた。なんで牛乳なんだろう。
個人的には箇条書きにした曲をよく聴いている。

ただ、残念でならないのはPVもアルバムジャケットも、もうひとひねりしてほしい。

この場を借りて彼らにお願いしたい。

「もう少し、色つけませんか?」