ジョンが抜けてあんまり聞かなくなったけど、今年からジョンが復活するらしい。
この数年はなんだったんだ、って思う。
ジョンの代わりにジョシュが入る前、最後に見かけたのがニール・ヤングのトリビュートコンサートの映像。
「A Man Needs A Maid」を独特のアレンジで演奏。
これがまたカッコよかった。
ただ、ジョンの後釜も決まっておらず、グラミーの面影もなく、どことなく寂し気なメンバー。曲がニール・ヤングだからなおさら寂し気。
当時、私は英会話教室に通っていて、そこの先生がアメリカ人だったから時々音楽の話をした。テキサス出身のネイサンという先生。
本国だから日本人より詳しくて当時の会話はこんな感じ。
ネイサン先生:
ジョンがやめてショックだって?
ああ、昔っからアメリカのバンドはみんなそうだ。
あいつらは出たり入ったりだよ。
それでそのうちまた戻ってくるんだ。
そういうことになっているんだ。
私:
へー。そうなんだ。
じゃあ、待っているね。
要するに話題作りの一面があるらしい。
2020年になって、いよいよ元に戻ったか。
ネイサンの言った通りになったわけだ。それにしても長い年月…。
振り返ってみるとアルバム『I’m with you』は、けっこうまじめに聴いていたほう。
ただジャケットにハエ?
ぜんぜんかわいくない。
まあ、彼らのジャケットはほとんどかわいくないんだけど。
『モナーキー・オブ・ローゼス』は日産のCMソング。たまにしか見かけなかったけど。
誰が選んだんだろう、日産にもファンがいるのかな。
ジャケットはこんなやつだった。ハエよりはいいけど…。
これ、なにを伝えたかったんだろう。
なんで素直に薔薇を選ばないのだろう。
…自由だけど。
よく聴いた曲の感想だけ書かせてもらうと、
『ザ・アドベンチャー・オブ・レインダンスマギー』
何か前と違うな、と思ったけど、これからはこうなるのかな、と思いながら聴いていた。
『ミートミー・アット・ザ・コーナー』
始まり方がかっこいい。サビもいい。
『グッバイ・フーレイ』
牛乳 ピザ ロケ弁…と聞こえる。空耳アワーにでてきそう。
『ブレンダズ・デスソング』
泣ける。
この曲を聴いていて泣けるのは私だけだろうか。涙活にお薦め。
残念なことに売り上げは前作に全く届かなかった。それはそうだろう、ジョンが居なんだから。意外なことに『カリフォルニケイション』よりも『ブラッド・シュガー・セックス・マジック』のほうが売れていたんだとか。
うちのプレーヤーで再生された回数はカリフォルニケイションが10回ならブラッドシュガー1回くらい。好みは人それぞれか。
ピンクポップ2006の頃がいちばんよかった。
アンソニーは映画「スクール・オブ・ロック」の先生みたいな衣装。何が本家だか不明な衣装。
音楽は10代~30代で聴いた曲にかなうものはない。カリフォルニケイションが99年。
その頃私は20代半ば。
当時はまだポータブルCDプレイヤーをカバンに入れて持ち歩いていた。
次がMⅮプレーヤー。
MⅮに曲を入れるために録音用のデッキを買わなければならなかった。もちろん買った。新しい製品をどんどん買わないとついていけない。パソコンはバージョンアップするし、携帯電話も買わないといけないし、これじゃあ、車も買えやしない。
そんな時代。
CDを借りてきてMⅮにせっせと録音。この頃まで、ラベルは手書き作業。
その後MP3が出て…また入れ直し。
プレイヤーに振り回されっぱなし。
…ズボンにMARS。
レッチリの動画を見ていると、ほとんどのライブの客席に、同じ大柄のピンクの髪のお兄さんが写っている。毎回通っているのかな。根性あるな。