夜勤徒然

『ハローサンディーベル』

世界名作劇場っぽいけど、テレ朝。
キャンディーキャンディー、花の子ルンルン、魔法少女ララベル。
東映の少女向けアニメ三作。
ここまでは知っている人が多いと思う。
放送枠は金曜日の19時。
当時あの時間帯は、習慣的にそのチャンネル。
その三作に続いて放映されたのがサンディーベル。

特に思い入れはない

先の三作の中で一番好きだったのは花の子ルンルン。
あの花型の鏡がほしかった。フタが開いて光るやつ…。
男の子でいうと仮面ライダーのベルトみたいなもんかな。
セルジュさんっていうお兄さんが出てくるんだけど、毎回ルンルンに花の種をあげて去る。

ルンルンのほうが懐かしい…。
けど、今日書きたいのはサンディの話。

小学生の頃、この「ハローサンディーベル」のカルタを持っていた。やたら覚えているのが「ね」の札

寝る間も惜しんで新聞作り

いいね。
主人公のサンディーは作中、新聞記者になった。
新聞社は寝る間を惜しんで新聞をつくるんだとさ。

この「寝る間~」
子供向けカルタとはいえよく詠んだと思う。
私が現在深夜に働いていて、締め切りがあるような仕事をしていると、その深夜業務の、なんともいえないコツコツ感が伝わってくる「ね」の札。

新聞記者とはちょっと違うけど「翌朝までにやり遂げる、が仕事」というのは同じ。
他の札は何にも覚えていない。いっさい覚えていない。
記憶の隅にもない。「ね」だけを覚えている。

これも 運命感じる
クラプトンの「ね」といい勝負だ。