『花田少年史』が放映されていたのは私が20代前半の頃。仕事をバリバリやっちゃっていた頃。残業、残業で深夜家に帰ると、なぜかこのアニメがやっていた。
少年が交通事故で死にかけ、幽霊が見えるようになり、話ができるようになった、という内容。なんともうらやましい。
ほとんどギャグアニメみたいなものだったけど、シリアスな部分もあった。花田少年に接触してくる幽霊たちは、みんな切ない悩みを持っており、その相談を受けて真剣に助けようとする幼い少年の誠実さが心の琴線に触れる。泣ける回もあった。
このアニメの主題歌がバックストリートボーイズの『The One』
名曲。
この曲を聴いているだけで真夏の田舎町の風景が見えた。
たまたま花田少年史に使われていた曲だからなんだろうけど、「夏」になると思い出す。
単に夏ではなくて「夏休み」という感じを醸し出しているのがよろしい。
当時私は、夏でも冬でも、プールで泳ぐのが一番のリフレッシュだったので、一年中、休日になると自転車に乗って区民プールをハシゴしていた。ある小学校のプールが休校時に500円で一般開放しており、なぜかBGMが流れていたんだけど、そこで偶然この『The One』が流れた。真冬の温水プール。真冬でありながら、夏休みの感覚。
おそらくこの曲は真冬でも夏の気分を味わえる…のは私だけだろうか。
そういえばバックストリートボーイズはもうひとつ有名な曲があった。
こっちのほうが馴染みがあるかもしれない。
『I Want It That Way』
この動画は再生回数8.2億回だって。
億?? 億だそうです。