金曜日の夜勤明け、土曜の昼。
いつものようにさあ寝るぞという時に「また」流れてきた。カートもどきの曲。
近所のギター弾きが歌っていた歌がカート・コバーンっぽかった件|カワラバンガ (kawarabanga.com)
お!ショウタイムか? と思っていたら10分もしないうちに「お歌」が聞こえなくなった。電話でもかかってきたか。
15分くらいしてまた演奏が再開。たぶん電話だろうと思う。
うとうとしながら思い出したのがビリー・ジョエルの『ピアノマン』。全然違う曲を思い出して申し訳ない。
“カートもどきの曲”は練習曲なんだろうけど、たまにはリクエストがしたい。だけど、どこにいるのか分からない。うちのマンションじゃないことだけは確か。
そんなことを考えていたらピアノマンを思い出した。
時々、ふわっと思い出す曲がある。それらは私に人生の方向性の確認をしてほしいと願っているような気がする。
ピアノマンの歌詞は物語風。「土曜日の夜9時」で始まって「お前はこんなところで何をしているんだ」で終わる。
Man,what are you doin’ here?
ビリー・ジョエルの名言に「君の好きなことを見つけて、それをすればいいんだよ。好きなことをしないなんて人生の浪費だよ」というのがある。
すると、カート・コバーンもどきの曲を演奏する近所のギター弾きは、素晴らしい人生を送っていることになる。近所に周波数の高い人が住んでいるだけで、こちらにも何か良い影響が及んでいるに違いない。ありがたいことだ。
このピアノマンのPVに“BILLY’S TIP JAR”と貼り紙されたチップを入れるための瓶が出てくる。
歌詞の中にも
And they sit at the bar and put bread in my jar
と、ある。
カートもどきのギター弾きよ。あなたがどこの誰だか知らないが、
ジャーを置いといて。
かれこれ5~6回は聴いている。気まぐれで200円入れた日もあるとして、すでに600円は稼いでいるぞ。