あの時代

『元気が出るテレビ』と『風雲たけし城』は毎週見ていた

笑いたい時は「たけし城」だった。元気のない人に「まあ、たけし城でもみて、元気出しなよ」というセリフが当時の漫画に描かれたくらい、たけし城は毎回笑えた。ハズレの週はなかったと記憶している。

氏名、年齢、職業がハッキリしている素人が、どう考えても不可能なアトラクションに挑戦して敗北する、という「くだらなさ」満点の番組。くだらなすぎて笑える。そこが狙いだったらしい。

「キノコでポン!」が好き。

次へ向かう挑戦者たち。

元気が出るテレビのほうは笑い所が決まっている。
高田純次→「清川虹子さんダイヤの指輪見せて下さい」「大仏魂」
井森美幸→「肝試し」
島崎俊郎→「鰐とキッス」「振られても振られても野沢直子に付きまとう」

笑い過ぎて涙が出る

島崎俊郎の映像は、なかなか出てこない。昔撮ったビデオを捨ててしまった。後悔している。バンジージャンプやら飛行機の上に乗るやら、危険なことばかり。芸人根性を感じる。

XJAPAN も山本太郎も安室奈美恵この番組から。
山本氏は今でも海パン履いて「キュー(Q)」と言っているイメージしかない。キューって何だったんだろう。ギャグか。
安室ちゃんは沖縄の空手少女として紹介されていた。

出演者が後に出世している。縁起のいい番組だ。あれだけ人を笑わせていたのだから福の神でもついたか。演出はテリー伊藤さん。

「早朝ヘヴィメタ」「勇気を出して初めての告白」「東大に入ろうね会」「幸福の黄色いハンカチ」…どれも懐かしい。番組が賑やかだった頃、軽井沢に芸能人が次々と店を出していた。そこにビートたけしのカレー屋もあった。観光のついでに寄ってみたけれど、混んでいて入れなかった。残念。

ビートたけしは、監督になる前、『哀しい気分でジョーク』という映画に出演していた。この作品では難病の子供のお父さん役を演じている。このお父さん役が最高に良かった。
隠れた名作なんじゃないか、と思う。

追記:今回の記事で一番の難関はX JAPANの入力だった。XとJを離すとバツJAPANに見えるし、くっつけると手抜きみたいだし、XとJを大文字でAPANを小文字にすると正確な表記にならない。ファンにお叱りをうける。みんなはどうしているんだろう。
結局、くっつけた。