Great Mystery

飽きない動画#5『内巻かない』 【斎藤一人さんの教え】

『斎藤一人の絶対に成功する千回の法則』(講談社:編)を最初に買ったのはいつだったか。(講談社α文庫)


斎藤一人さん関係の動画はたくさんUPされているけど、ベースになっているのはこの一冊。内容をざっくりと解説します。
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心の大きさはコップ一杯
このコップには水が入っている

・このコップからあふれた水が、あなた自身。それが周囲の人に伝わる。心の水は自分が発した諦めや妬み、絶望の言葉、または、人に批判されたり、けなされたり、叱られたりすることで濁ってしまう。この心の水をきれいにするために言霊の力を使う。「幸せだなあ」「豊かだなあ」「ありがたいなあ」これらの言葉を口癖にしていると、きれいな水が徐々に増え、濁った水は押し出され、常にきれいな水がコップからあふれるようになる。この口癖を唱えて効果が出始める回数が千回。千という数には昔から特別な意味がある。

・「幸せだなあ」を千回唱える理由
人間の脳は脈略のないことを話していると思考回路が錯乱する。この錯乱を止めるために脳が勝手に幸せな理由を探しはじめる。ここで自分の幸せに気づく。その域に達するのが千回を超える頃。

似つかわしくないことは起こらない
病気になっても病人「らしく」しなければ、病気が治る。笑いでガンを治療をする病院が実在している

・人間はみんな自己重要感を求めて生きている
だから、人の自己重要感を高めてあげると喜ばれ、それが自分に返ってくる

色はエネルギーを持っている
明るい色の服を着ると貧乏しない。くすんだ色の服を着ていると、くすんだ色の人生になってしまう(※色の持つエネルギー、振動数の話。一人さんは「振動数」と表現していますが周波数とほぼ同じ意味)人間だけが自分で「振動数」を変えることができる。

努力しているうちは成功しない
努力と成功は何の関係もない。うまくいったから成功しただけ。うまくいかないから失敗しただけ。うまくいくように行動すればいい。

・松下幸之助さんも、ご自身で「自分の努力は成功全体の1%くらいでしょう。残りの99%は運が良かったり、社員に恵まれたり、いいひらめきがあったということです」と言い遺ししでいる
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…ざっと、こんな感じです。

私が初めて一人さんの本を手に取ったのは近所のマルエツ。
レジが混んでいるので人が減るまで待っていた時に、タイトルは忘れたけど、ぺらぺらめくったページに書かれていた言葉が印象に残った。そこにはこんな言葉があった。

「世の中には、お金の流れる川があるんだよ」

ほう。そういえばそうだな。
景気がわるいといっても、繁盛している商売もあるし、お金をたくさん持っている人はいる。お金の流れる川の源流に行けば、お金はいくらでもあるんだな。

そんなことを考えながら家に帰った。本は買わなかった。
次の週にまた続きを読もうと思ったら無くなっていた。立ち読みでごめんなさい。
そこで、丸善に行って彼の著書を探したんだけど、文庫本がいいや、と思って見つけたのが上記の講談社α文庫。

見出し、小見出し共に内容が濃く、この一冊に何でも答えが書かれているのではないか、と思ったほど。その後、何度も繰り返し読み、人生の友、心の支えになってくれている。

動画には、初めて聞く話もいくつかあった。例えば「アメノミナカヌシ」は、この本には載っていない。「許します」を49回言うと怒りが解消されるとか、「光の玉」が教えてくれたこと、などの話は動画ではじめて聞いた。動画をハシゴして見ているうちにまた、新しい発見があるかもしれない。

光の玉だけでも充分スピリチュアルな話だと思うんだけど、本人はスピリチュアルなことを語っているつもりはないみたい。

ちょっと前に『読むだけで見えない世界と繋がる本』(著者:K)という本があった。
https://blog.excite.co.jp/arcadiarose/
(K氏のブログ)


この本に登場する守護霊が、初めてKさんの前に現れた時、輝きすぎて見えなかった、という。この守護霊と一人さんの光の玉が、同じ存在ではないか、と推測している。光が眩しすぎて姿が見えない。

それが何者であるかは知らないが、人知を超えた何者かであるらしい。そんな存在がいるというのならコンタクトしてみたい、という気持ちになる。もし接触できたなら、幼稚な言い方をすると「ドラえもんがうちに来た」みたいな感じか。
個人的には後輩に対して「ドラえもんでありたい」と思うが、後輩が私をドラえもんと思って言うことを聞いてくれるかというと、なかなかそうでもない。そんなわけで日々、説得力を鍛えている。

今回注目したのが“振動数を下げるとオーラが内巻きになる”という話。
これがまた「ありがたい」話。とっても深い。

もうひとつ。「脳はストレスを感じると痛みを出す」という話。

私は「世の中苦労していない人なんて一人もいない」という説に賛同している。
それが実感できるようになったのは35歳を過ぎてからだった。
どうも、周りの人を見ていると「私が悩まない事柄」で悩んでいる。

つまり、周囲の人々は、それぞれに背負っているものが違う、ということらしい。

脳みその構造がひとりひとり違う上に、受け取り方が違う。
加えて、背負っているものが違う。ならば、お互い共通点を探し、共通点があったことを喜ぶほうが楽しい関係を築けるのではないか。
「違い」に注目するほど相手が気に食わなくなって腹を立てる。すると気分が内巻く。内巻くと、先の動画のとおり、運が下がる。これはよろしくない。そこで、そのような状況に置かれた時は「内巻かない(-“-)」と宣言することにしている。

斎藤一人さんの話を聴く、ということは、それだけで納税額140億円を稼ぎ出した人のエネルギーに触れることだ、という人もいる。なるほど。貴重な時間を共に過ごすなら、140億円の音声と共に…。

『上機嫌の魔法』と『心は傷つかない』もお薦めです。